審美歯科で白くする

ホワイトニングは家庭で実践できる方法のほか、審美歯科に行って白くする方法もあります。家庭で行なう方法がホームホワイトニングというのに対し、審美歯科で行なわれている方法のことはオフィスホワイトニングといいます。オフィスホワイトニングは歯を白くすることが目的であることに変わりはありませんが、歯の神経の有無によって処置のしかたが異なります。ホームホワイトニングとは異なり自分で処置をする時間や手間がなく、即効性に優れていますが、痛みを感じることがある点、処置後の知覚過敏が起こる場合がある点、6~10ヶ月ほどで後戻りする点、費用が割高である点には注意が必要です。

歯まず神経がある歯に対して行なわれている方法ですが、過酸化水素が含まれた薬剤を白くする歯の表面に塗布し、レーザーや光を照射することによって薬剤の活性を高め漂白効果をアップさせます。これに対し、神経のない黒っぽい色に変わってしまった歯に対しては、過酸化水素水とホウ酸をミックスさせた薬を使います。神経を抜く処置をほどこした歯の裏側に穴をつくり、そこに薬剤を入れてフタをします。人によって効果の出方に違いがありますが、多くは3~4回ほどの処置で白い歯を手に入れることが可能です。

自分で白くする

マウスピース家庭で歯を白くするのが目的のホワイトニングがあります。過酸化尿素という刺激の少ない薬剤をマウスピース状の容器に入れて、決められた時間だけ歯に取りつけることによって白くなるのを目指します。この方法を実践するにはまず、歯医者で自分の歯に適合した容器をつくり、それを家庭に持ち帰って、自分で容器に薬剤を入れて装着する処置を繰り返すのです。

家庭で実践するホワイトニングは、頻繁な通院が不要な点、自然で美しい白い歯に仕上げることができる点、薬剤が低刺激で痛みが気になりにくい点、処置後の知覚過敏が起こりづらい点、色の後戻りが起こりにくい点、後述しますが比較的割安で行なえる点などがメリットとしてあります。

一方、デメリットとしては、効果を実感するまでに時間を要することは避けられず、すぐに満足できるレベルの白さに達しない点をあげることができます。毎日2時間、2週間程度連続使用しなければいけません。ただこの期間さえ乗り切ってしまえば、歯の白さは大きくアップします。なお、かかるお金は15,000~30,000円ほどになることが多いでしょう。そのほか、日々の処置後には食事制限をしなければいけないため、事前に歯医者での説明をよく聞いて指示どおりにすることが大切です。

クリーニングとの違い

歯医者クリーニングは、むし歯ができたり歯周病を発症したりといった具合に、歯のトラブルを引き起こし得る歯の表面に付着した歯垢や歯石を除去することを目的とした作業のことを意味しています。クリーニングは経験を重ねた歯科医師や歯科衛生士が、汚れを取り除く機器などを使って行ないます。手用器具を使ってクリーニングをする際には、行なう部位や患者の痛みの感じかた次第では、麻酔をほどこさなければいけなくなることもあるでしょう。部位が少ないクリーニングでは1回だけ歯医者に行けば完了することもありますが、そうでない場合は何度も通院しなければいけなくなることが多いです。

歯の表面の汚れが著しい状態では、クリーニングだけで歯を白くすることが可能です。ただし、歯の表面に付着した汚れだけを除去する作業のため、本来の歯の色が変色しているようなケースでは、クリーニングを行なっただけでは歯が白くなることはありません。

そのほかのホワイトニングとの違いとしては、保険がきくかどうかという点をあげることができます。歯の清掃が目的のクリーニングは、基本的には保険診療を受けることが可能であり、自己負担の割合が低くなります。これに対して、歯の漂白が目的のホワイトニングは自由診療となるため、処置を受けるにあたっては全額自己負担となります。

ホワイトニングとは

ホワイトニングが実用化されだしたのは、1989年のことです。日本ではなく、アメリカで実用化されたのが最初です。ホワイトニングは歯のエナメル質に固着した有機物の着色を分解することによって、歯を美しく白く仕上げるのが目的の処置をいいます。この技術が確立されるまでは、歯の内部にまでついた色の除去が行なえず、歯の表面の汚れだけ落としたり、白色の材質の被せ物をかぶせたりする手段しかありませんでした。ホワイトニングは漂白やブリーチングという名前が使われることもあります。

歯ホワイトニングは歯の機能向上だけでなく、見た目の美しさを重視する審美歯科で受けることが可能な処置です。歯のホワイトニングは消毒薬と一緒の成分である過酸化水素によって、歯にしみついた有機性の着色成分を分解し、白くするというのが基本的なしくみになっています。処置後すぐは冷たいものや熱いものがしみやすくなる、色がつきやすくなるといった問題が起こりやすくなりますが、これらは一時的なものであり、時間の経過にともない落ち着いてくるのが普通です。なお、ホワイトニングを行なったせいで歯に痛みを感じるようなトラブルは起こりません。

このホワイトニングと混同されがちな処置として、クリーニングがあります。また、一口にホワイトニングといっても複数の種類があります。当サイトでは、目的を含めたクリーニングとの違いや、種類別のホワイトニングの特徴について解説していますので、気になるという方はぜひチェックしてみてください。

目的を含めたクリーニングとの違いや、種類別のホワイトニングの特徴について