クリーニングとの違い

歯医者クリーニングは、むし歯ができたり歯周病を発症したりといった具合に、歯のトラブルを引き起こし得る歯の表面に付着した歯垢や歯石を除去することを目的とした作業のことを意味しています。クリーニングは経験を重ねた歯科医師や歯科衛生士が、汚れを取り除く機器などを使って行ないます。手用器具を使ってクリーニングをする際には、行なう部位や患者の痛みの感じかた次第では、麻酔をほどこさなければいけなくなることもあるでしょう。部位が少ないクリーニングでは1回だけ歯医者に行けば完了することもありますが、そうでない場合は何度も通院しなければいけなくなることが多いです。

歯の表面の汚れが著しい状態では、クリーニングだけで歯を白くすることが可能です。ただし、歯の表面に付着した汚れだけを除去する作業のため、本来の歯の色が変色しているようなケースでは、クリーニングを行なっただけでは歯が白くなることはありません。

そのほかのホワイトニングとの違いとしては、保険がきくかどうかという点をあげることができます。歯の清掃が目的のクリーニングは、基本的には保険診療を受けることが可能であり、自己負担の割合が低くなります。これに対して、歯の漂白が目的のホワイトニングは自由診療となるため、処置を受けるにあたっては全額自己負担となります。